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高校の授業

New Projects

現在は,3つの研究プロジェクトを進行中です。

2023年度-2026年度

日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究

  → 研究題目:認知的再評価におけるエピソードバッファの役割

 ワーキングメモリの下位要素である「エピソードバッファ」のメカニズムは,世界的にも未解明点が多くあります。本研究の目的は,「感情制御」におけるエピソードバッファの役割を実験的に明らかにすることで,臨床現場の支援に応用することです。

2023年度-2024年度

公益財団法人 博報堂教育財団 第18回 児童教育実践についての研究助成

  → 研究題目:中学生のテスト不安に対する感情制御方略を促進する心理教育プログラムの開発

 テスト不安は,自分が評価されることに対する不安を指します。試験や面接入試などの場面で経験されます。過度なテスト不安は,集中力を阻害して試験の失敗を招きます。そこで本研究では,テスト不安が最も高まるといわれる中学生を対象として,テスト不安に適切に対処するための感情制御方略を教授する心理教育プログラムを作成します。現在は,アニメを用いた感情制御トレーニングであるモート・プログラム(Mastery of Animated Emotion Reguation Trraining) Program:MOAERT Program) を作成しました。

2021年度-2023年度 (1年延長)

日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援

  → 研究題目:注意欠陥多動性障害児の感情制御方略に関する研究

 発達障害種の中でも,注意欠陥多動性障害児 (ADHD児) において,感情制御の困難が報告されることが多くあります。そこで本研究では,ADHD児の感情制御困難を,ワーキングメモリの観点から検討することを目的とします。研究プロジェクト内では,Nadia Garnefski博士が開発した「子ども用 認知的感情制御尺度 (Cognitive Emotional Regulation Questinnaire for kids; CERQ-k) の日本語版の作成も行います。

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